恒例の２４時間テレビ。今年も無事終了したみたいだな。
この番組の存在に賛否両論あるのは当然だけど、長年をさりげなく振り返るとずいぶんと内容が変わっているのに気づく。
確か初期のころは「世界の恵まれない人たちに愛の手を」ってぇ趣旨じゃなかった？え？
「愛は地球を救う」って未だ言ってんだからな。
飢えのために膨張した腹を出したカンボジア難民の子供の写真が印象的だったぞ。
それがいつの間にか（おそらく９０年あたり）障害者というわけだ。特に生まれつき体の不自由な少年少女が得意なご様子。
「愛は国内障害者を救う」に変わっているのだ。
今でも世界には恵まれない人はたくさんいるのだけれども、ボランティアの世界にも流行りすたりがあるものだと感心させられる。

しかし出ているのは有名芸能人ばかりで当然ギャラも発生するわけで、そんな人が出れば寄付も増えるだろうけど、何だか矛盾していると言えばしている。
２４時間テレビが批判されるポイントはココだろう。

そしてあの意味不明なマラソン。売れているタレントがギャラもらって走って、それがどうした？って感じだよな。あのコーナーは注目されているんだから、どうせならば今年になってから干された天地真理でも走らせてほしいもんである。
まぁ当然真理ちゃんのことだから、途中でタクシーとめたり、立ち食いソバ屋に入ったり、地下鉄の階段を下っていったりと番組を盛り上げてくれること間違いなし。
１００キロどころか１キロも走れないだろう。
番組には多額の同情の寄付が集まるに違いない。

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